レーヌミノル 正攻法で勝った桜花賞の勝ちっぷりにケチをつける気はないが、過去10年で桜花賞を5番人気以下で勝った馬は、オークスで【0.0.1.2】と成績ひと息。また、ダイワメジャー×母父タイキシャトルという短距離型の血統構成から距離延長も微妙なところ。押さえ程度の評価が妥当か。【放談I】 ソウルスターリング 能力に関しては今さら語るまでもない。距離に関しても母系からは十分にこなせるはずだし、デビューから2戦はスローペースを楽々とこなしているように気性面の問題もないはずだ。トビの大きい馬なので桜花賞のような滑る馬場は厳しかった。良馬場なら巻き返す。【放談A】 リスグラシュー ソウルスターリングとは致命的な能力差を感じたチューリップ賞だが、桜花賞では相手の不発もあって先着。これで能力差が縮まったとは思えないが、今回はハーツクライ産駒の大好物である距離延長。ソウルスターリングの不発がなくても、逆転の可能性は秘めている。【放談A】 ブラックスビーチ ディープインパクト産駒のオークス成績は【3.3.3.14】。前走が桜花賞ではない別路線組に限れば【1.1.2.5】と信頼度は高い。今年該当する馬は本馬とフローレスマジックだが、後者は距離に壁を感じたため、こちらを推したい。課題の馬体回復はクリア。鞍上も2度目の騎乗でさらにパフォーマンスを上げてくる。【放談I】 アドマイヤミヤビ グランアルマダ(全4勝中3勝が2000m以上)、ミッキーシャンティ(2200mで未勝利勝ち)と兄姉は中〜長距離で活躍。牝系からは距離延びてこその印象だったので、クイーンC(東京1600m)を勝ったことには驚いた。東京コースだからなのかもしれないが、だったら東京コースで適性距離で行われるオークスは能力全開。【放談O】
(2017.05.20) |
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